今のカルテについて(紙のカルテ)ver1.2
2001.8.27更新
電子カルテを考えるに当たり、これまでのカルテについて検討する必要があると思います。そこで、ここでは、これまでの紙カルテから書き起こして、今後のカルテのあり方=電子カルテに繋がる方向性について考えていきたいと思います。
1. カルテとは
1.1. カルテとは、まずどのようなものでしょうか?
1.2. カルテの記載について(医師法、療養担当規則より)
1.3. カルテの記載方法について
1.4. 現状の電子カルテと大きく異なるところ
2. カルテへの記録事項
2.1. カルテ基本事項
2.2. 診療基本事項
2.3. カルテの書式と記載内容
入院カルテ表紙、初診時カルテ、2号用紙 経時的な患者記録
.看護記録(主に入院カルテ)、.保険点数記載欄(カルテの裏表紙)
その他{指示簿(入院時)、手術記録、情報提供用紙(紹介状・返事)}
3. カルテ作成の問題点=電子カルテへの障害
3.1. カルテ記述の非論理性
3.2. カルテ記述の独善性
3.3. その背景
4. まとめ
カルテのあり方を考えるとき、誰が見ても分かりやすい書き方をめざす必要があります。それは、その医師のためだけでなく、医療スタッフ、病院スタッフ、医療に係わるメンバー、患者・患者家族などのさまざまなメンバーとの共有する大切な情報源=カルテであるということを意味します。そのため、カルテは、充分なセキュリティを図った上で、直接関わるメンバーにとってオープンなものである必要があります。誰が見てもわかる記載内容でなければいけないと思います。たとえば、治療上の問題点、その解決方法がわかるように書かなければならないわけです。
次回は、電子カルテを、これまでのカルテの持っていた問題点を解決するツールと位置付けて、その問題点を解決する方法を検討したいと思います。