3.パスのメリット

 パスにより様々なメリットが考えられます。実際にどこまでのメリットにつながるかの評価については、今後クリニカルパスが進んでいった際、順々に評価していく必要があるかと思われます。

患者(利用者)
患者用のパスの利用(アイコン多用、用具や道具を図示していてわかりやすい)により、受ける医療の内容が理解しやすい。 現状のアンケート調査などでは、この効果は証明されていない。
 
 
   

医師
検査や処置のオーダーや、それに伴う段取りの手間がなくなり患者管理が簡便となる。
必要な検査や処置のオーダーの抜けがなくなる。
必要なオーダーが行われ不必要なオーダーがなくなるため医療適正化につながる。

看護婦
業務の効率化がすすみ、看護業務の明確化となりわかりやすくなる。
看護婦の責任分担が明確となりの看護意識と責任感の向上につながる。

コメディカル
チーム医療への積極的な参加による質の向上が期待される。
業務に対する院内の理解の向上に繋がる。

医療管理部門 
医療の質の向上とコストの管理につながり、経営の改善に寄与。
病院間同士で比較検討ができる、一種の比較ツールとなる。
パス法の退院後への適用により、情報の共有が容易になり、病診連携ツールとなりえる。 パス法の発展的展開として期待される。

その他、定型化しにくい医療業務を低回か標準化しやすくすることにより、システム化
を促進するという側面もあります。


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