1.エビデンスにみる高齢者の呼吸器感染症の最新診療 ver1.4
長崎大学熱帯医学研究所感染症予防治療分野教授 永武 毅先生

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 最近の高齢者の肺炎は、難治化しています。どのような経路で、なぜこうなったか、それを考えたとき高齢者の呼吸器感染症のポイントが見えてきます。こうした背景には、90年における大きな「転機」があります。

氈D最初に

.老人の呼吸器感染症とは
 「老人の呼吸器感染症とは」を考えるとき、その背景を十分に検討する必要があります。まず、2つの点について十分に考慮する必要があります。

   どこから菌が増えるか(どこからくるか?)?
   繰り返し感染の理由はなにか(耐性化の理由は)?

です。まず、感染症が起きる経過を調べてみます。

1.老人の呼吸器感染症の由来
 1)呼吸器感染症が起こるとき
 2)どこからくるか
   a.こどもの状態
   b. 呼吸器病原体の実際
   c. 老人の呼吸器感染症は・・・

2.感染症が繰り返す理由・・・耐性化
※細菌の老人を含めて感染症の最大の問題点は、「耐性化」です。
  耐性化を大きく分けると、院内菌の耐性化と院外の菌の耐性化があります。
   院内の菌の耐性化・・・MRSA、多剤耐性緑膿菌、等
   院外の菌の耐性化・・・肺炎球菌、インフルエンザ菌等の市中肺炎の起縁菌

1)院外発症の菌でも耐性化している
2)肺炎球菌の耐性化は いつから

3)耐性を作る背景・・・薬剤の組織濃度
4)耐性を作る背景・・・どこでできたか?

3.まとめ
 老人の呼吸器感染症の問題点:耐性菌の伝播により難治性の肺炎が蔓延している
 →耐性菌のもとは、こども
    それぞれの子供で耐性化、子供同士から耐性菌を広げる
    耐性菌を持った子供から大人・・・高齢者へ感染
    子持ちの医療従事者から・・・・・高齢者へ感染

4.質問コーナー